2007年(PC)→2020年(PC・PlayStation 4・Xbox One・Nintendo Switch)|Crysis

Crysis → Crysis Remastered

『Crysis Remastered』は、島での自由な戦闘やナノスーツの使い分けを保ちながら、描画表現を現代の環境へ引き上げた版です。ただし、2007年版を丸ごと機能ごと再現したものではありません。比較では、キャンペーンの核がどこまで続き、何が単独プレイ用の再提示から外れたのかを分けて見ます。

リマスターCrysis比較 18 項目最終更新:2026-10-04
この記事の結論

戦闘の選択肢と島を使ったサンドボックス性はリマスターでも中心に残る一方、原作パッケージのマルチプレイやSandbox Editorは公式案内上の収録対象ではありません。したがって、画質の上位互換というより、シングルプレイ・キャンペーンを新しい描画技術で遊ぶ版として評価するのが適切です。

比較テーマCrysis
対象版2 世代
比較項目18 項目
記事の分類リマスター

目次

確認したい差分へ移動できます

比較する版と系譜

比較する各版の位置づけを整理

比較の起点

Crysis(2007年PC版)

比較対象の後発版

Crysis Remastered(2020年版)

この比較から見えること

項目を並べるだけでなく、変更の意味を独自に整理

島の自由度を支えるのは描画ではなく戦術の選択肢

初代作の面白さは、島の景色を眺めることだけでなく、敵陣へどう近づき、どの能力と武器を使い、車両や地形をどう利用するかを組み立てられる点にあります。Crytekはリマスターでもサンドボックス型のシングルプレイを掲げているため、比較の中心は解像度差より、プレイヤーが自分で作戦を決める感覚が保たれているかに置くのが妥当です。

ナノスーツの四能力は旧作と新作をつなぐ操作上の軸

強化、速度、装甲、クロークの切替は、敵との距離や発見状況に応じて戦い方を変える初代作の要です。リマスターの公式製品説明も同じ能力を挙げており、少なくとも作品の戦術的な骨格は維持されています。見た目の刷新だけで別ジャンルになったわけではなく、同じ判断をより新しい表現環境でやり直す比較として読むべきです。

マルチプレイとSandbox Editorは単独キャンペーン版との明確な境界

2007年版はPowerStruggleとInstant Actionに加え、完全版Sandbox Editorもパッケージの構成要素として告知されていました。一方、リマスターの公式説明はシングルプレイ・キャンペーンに焦点を絞っています。したがって旧版を遊んだ人が感じる最大の差は、画面の変化だけでなく、対戦や自作マップへ広がる余地が引き継がれないことです。

高精細化は島の戦況を読む助けとして評価したい

高品質テクスチャや改善されたアートアセット、光の効果は、単に景色を豪華にする更新ではありません。草木や建物が連なる戦場で敵や遮蔽物を見分けるとき、映像の細部が読みやすさに関係する可能性があります。ただし実際の見え方は解像度や機種で変わるため、公式が明記する改善点と個々の環境での体感を混同しないようにしました。

レイトレーシングと60fpsを全機種共通の仕様にしない

Crytekの告知ではレイトレーシング対応がPC、PS4 Pro、Xbox One Xなど環境別に説明され、後年の三部作告知にある動的1080p〜4K・60fpsはPS5とXbox Series X向けです。このため、リマスターならどの機種でも同じ画質・滑らかさになるとは言えません。比較記事では、購入する機種を確かめてから性能差を判断することが重要です。

同じキャンペーンを遊び直す価値と未収録機能を分ける

本編の再訪を目的にする人にとって、リマスターの描画更新は同じ島や戦闘を新しい環境で体験する理由になります。しかし、旧版の対戦モードや制作ツールを求める場合、その期待を画質の向上で代替することはできません。『本編の再プレイ』と『旧パッケージの機能をすべて保つこと』は別の価値として評価する必要があります。

PCの技術デモとしての来歴と家庭用での再入門

2007年版はPC向け作品として発売され、その時代の性能を押し広げるタイトルとして紹介されました。リマスターではPCだけでなく複数の家庭用機へ展開し、現代のプレイヤーがキャンペーンに触れる入口を広げています。これは単なる移植先の追加というより、当初の技術的な見せ場を異なる世代の機器で再提示する意味があります。

版選びは画質の順位ではなく遊びたい機能から

一人で島のキャンペーンを再体験し、描画更新も楽しみたいならリマスターが自然な選択です。対して、PowerStruggleやInstant Action、Sandbox Editorまで含む旧版パッケージの幅に関心があるなら、2007年版の構成そのものが重要になります。どちらが優れているかを一列に並べず、ソロ本編と周辺機能のどちらに価値を置くかを決めるのが、この比較の実用的な結論です。

公開資料画像|8点

出典と画像の種類を分けて表示

Crysis → Crysis Remasteredのタイトル画像
タイトル画像|掲載元を確認

出典ページに掲載された公開資料の参考画像を8点整理しています。原作側・後発版側の同一場面を保証するペア画像ではなく、同一機種・同一撮影条件の画質テストでもありません。版の対応や変更点は、本文と各出典ページを優先して確認してください。

仕様比較|18項目

各版の違いを項目ごとに一覧で確認

比較表では各版の仕様を並べ、プレイ体験に関わる違いを本文で解説しています。項目の前提や例外は、あわせて掲載した参照先もご確認ください。

スマートフォンでは表を左右にスクロールできます。

比較項目原作側後発版側判定
発売時期と位置付け2007年に発売されたPC向け初代作2020年に現行世代向け描画更新版として再発売再提示
対応機種発売時の中心はWindows PCPC、PS4、Xbox One、Nintendo Switchへ展開拡張
作品の収録範囲シングルプレイ、オンライン対戦、編集ツールを含むパッケージ公式案内はシングルプレイ・キャンペーンを中心に説明縮小
物語の舞台北朝鮮軍と謎の遺物をめぐる島の紛争から異星の脅威へ展開同じ島嶼キャンペーンを再提示継承
戦闘の組み立て地形・武器・スーツ能力を組み合わせるオープンエンド型公式説明でもサンドボックス型の戦闘を維持継承
ナノスーツの役割強化・速度・装甲・クロークを状況に応じて切替強度・装甲・速度・クロークを使う戦術の核を継承継承
武器の扱い複数のカスタマイズ可能な武器で対処モジュラー武器を使う戦闘を公式案内が継承継承
戦闘ルート正面突破、隠密、車両利用など状況に応じて進路を選ぶ障害物破壊や車両利用を含む自由な進め方を維持継承
マルチプレイPowerStruggleとInstant Actionの2種類を搭載リマスター公式案内はシングルプレイ・キャンペーンを対象とする非収録
ユーザー編集完全版Sandbox Editorを同梱公式リマスター製品説明はキャンペーンと描画更新を案内対象外
テクスチャとアート2007年当時のPC向けアセット高品質テクスチャ、改善されたアートアセットを採用更新
ライティングと効果発売当時のCRYENGINE 2表現新しい光源設定、ボリュームフォグ等の描画更新を予告・採用更新
レイトレーシング発売時の標準機能としては案内されていないPCやPS4 Pro/Xbox One Xなど対応環境別に実装追加
解像度・フレームレート当時のPC性能と設定に左右される機種ごとに異なり、三部作告知の4K級・60fpsはPS5/Series X向け環境依存
ゲーム進行キャンペーン中に自由な戦術選択を行う構成同じキャンペーンの再プレイを描画更新とともに提供継承
追加コンテンツ初代作本編の発売時構成を基準とする公式案内はグラフィック機能更新を中心に説明し、新規キャンペーン追加を掲げない大幅追加なし
遊びの焦点キャンペーン、対戦、編集を横断して楽しめるキャンペーンを中心に島での戦闘を再体験焦点化
選ぶ基準対戦やマップ制作も含む完全な旧パッケージを求める場合一人用の本編と現代的な描画対応を優先する場合用途別

どの版が向くか

優劣ではなく、重視する体験で選ぶ

旧版を基準にしたい人

2007年版のキャンペーンに加えて、PowerStruggle/Instant ActionやSandbox Editorまで含む当時のパッケージ体験を重視する人に向きます。

後発版の変更を見たい人

シングルプレイの島嶼戦を、改善されたテクスチャやライティング、対応機種ごとの描画機能とともに遊びたい人に向きます。

出典・確認資料

画像と記事の確認資料を個別に対応

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公開資料画像の出典

タイトル画像|Crysis → Crysis Remastered

www.dsogaming.com|First Crysis Remastered screenshots look as disappointing as they can get|タイトル導入用素材

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出典ページ

資料画像 1|Crysis

www.mobygames.com|Screenshot of Crysis (Windows, 2007) - MobyGames|公開資料の画像例

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資料画像 2|Crysis

kritikanstvo.ru|Crysis (2007) - Критиканство|公開資料の画像例

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資料画像 3|Crysis

www.old-games.com|Crysis Download (2007 Arcade action Game)|公開資料の画像例

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資料画像 4|Crysis

www.old-games.com|Crysis Download (2007) - Old-Games.com|公開資料の画像例

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資料画像 5|Crysis Remastered

press.crytek.com|Crysis Remastered PC Screenshot - Crytek Press Center|公開資料の画像例

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資料画像 6|Crysis Remastered

tsukitotaiyou.com|crysis 購入 _ crysis remastered 購入方法 - LHJN|公開資料の画像例

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資料画像 7|Crysis Remastered

in.ign.com|Slideshow: Crysis Remastered (PS5) Screenshots|公開資料の画像例

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資料画像 8|Crysis Remastered

press.crytek.com|Crysis Remastered PC Screenshot - Crytek Press Center|公開資料の画像例

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出典ページ

仕様・歴史の確認資料

出典資料は作品情報や仕様を確認するための参照先です。資料に記載されたURLの公開状態は変わる場合があります。

Crysis Ships to Retailers Today — Crytek

www.crytek.com|2007年版の発売告知。キャンペーン、PowerStruggle/Instant Actionの2モード、Sandbox Editor、ナノスーツの能力を説明。

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Crytek announces Crysis Remastered — Crytek

www.crytek.com|リマスターが原作のシングルプレイ・キャンペーンを中心とし、高精細テクスチャやライティングなどを加える方針を示す発表。

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Crysis Remastered Out Now — Crytek

www.crytek.com|製品版のキャンペーン、サンドボックス型のゲームプレイ、更新されたアートアセット、対応機種別のレイトレーシング説明を掲載。

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Crysis Remastered Trilogy will launch on October 15th — Crytek Press

press.crytek.com|三部作リマスターの性能説明。旧版の720p平均・最大30fpsという記載と、PS5/Xbox Series Xでの動的解像度1080p〜4K・60fpsを機種限定で明記。

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本記事の比較・考察は掲載した資料をもとに編集しています。仕様は地域や配信形態、更新時期によって異なる場合があります(2026年10月4日時点)。